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2009年02月

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『三愛』

丸長食堂」の隣にある昔ながらの中華食堂。
おばちゃんが手際よく作る料理は、やさしい味でとっても美味しい。
狭い店内の雰囲気も好きだなあ。

あんかけ焼そば、650円。
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ニラレバいため定食、700円。
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住所:杉並区高円寺北3-33-4
category:中華

おもろ。

  • 2009-02-21 (Sat)
  • geek
ちょっとー、やめてーや、噛みついたらいたいやんけ。
だから耳噛むな、ちゅうとんねん。
って、お?お?なんやこれ?
なんか足元がぷあぷあするやんけ。
跳んだらはねるやんけ。
はは、おもろ。


via デジタルマガジン

切ない記憶。

今ではもう大丈夫。
酒の席でばったり出くわしても目をそらしたりしないし、ぜんぜん悲しい気持ちにもならない。
あの頃は出会う度にとても切なくて、辛い思いをしたものだけれど。
でも過去のことは水に流して、今では普通に付き合えるようになった。
もう昔のように感情に流されたりはしない。
今は、お互いがお互いの距離をわきまえているから。
もう大人だから。

そういう関係なのだ、私とちくわとは。
いや、ちくわって名前の女性と付き合ってたわけじゃなくて。

何を隠そう、わたくしは幼稚園のころ、激烈にちくわが嫌いだった。
今でこそ酒のつまみにちーちくなど買ってきて、「折角まん中に穴が開いてるのに、なぜ身の部分にチーズを潜ませるのだらう。やはりこの空洞はちくわの尊厳なのか?」などと考えながら平常心でちくわを食すことができるが、昔は正直、見るのも嫌だった。
べつにひどく偏食がちな子供だったわけではない。そりゃあ育ち盛りだから、野菜より肉、みたいな嗜好はあったけれど、それでも出されたものはちゃんと食べた。食べられなかったのはちくわだけだ。そして、食べられないだけではなく、わたくしは心底ちくわを憎んでいた。あの穴のあいた間抜けな姿を見ているだけで心がざわつき、暗い気持ちになった。
もちろん、そこまでちくわを嫌いになったのには訳がある。あたりまえだ。理由もなしに人をそんな風に嫌いになったりはしない。人じゃないけど。
そもそもの始まりは、まだわたくしが幼稚園に入りたての頃である。
当時のわたくしは愛知県に住んでいて、親もあきれるほど熱心な「トムとジェリー」のファンだった。
どんなに夢中で外を駆け回っていようとも、夕方、「トムとジェリー」が始まるきっかり5分前には必ずテレビの前に座っていた。そして番組が終わるまで、微動だにしなかった。
トムのチャーミングな非道を、ジェリーの天使のような狡猾を、あの巧妙なスラップスティックを、わたくしは心の底から愛していた。もう、ほとんど崇拝していたといってもいい。
だから番組が終わりに近づくにつれて、幼いわたくしはいつも悲しい気持ちになった。
テレビでは毎回10分の話が3話ずつ放映されていたのだけれど、1話目が終わるだけでもうやりきれない気持ちになった。しかし、最悪なのは2話目が終わってCMに入った時である。あと1話しかない。わたくしはその事実に打ちのめされ、人生に絶望した。ガキのくせにご苦労なことである。
そうして最後の3話目に入る直前、悲しみと喪失感が最高潮に達したとき、必ずあのCMがやってくるのだ。
銀色に輝く工場の生産ラインの中を、ちくわが馬鹿みたいに列をなして転がってゆくあのCMが。
他の地方でも同じちくわ会社のCMが流れていたのかどうかわからない。でも、わたくしの住んでいた小さな世界では、それは予告された終末のように、必ずすべての希望を飲み込んで去って行った。
その忌まわしい映像を目にする度、幼いわたくしは怒りと悲しみで卒倒しそうになった。
ちくわ、許すまじ。
わたくしは毎日のようにTVの前でちくわを呪い、飽きもせずに復讐を誓った。
そうした敵意の積み重ねが、やがてわたくしに、ちくわに対する生理的嫌悪感を植え付けたのである。
なんという悲劇。

あれからずいぶんと長い時間が経ち、現在のわたくしは、もうちくわを憎んではいない。
むしろ好物だとさえ言える。
生ちくわはもちろん、ちくわのおでん、ちくわのてんぷら、ちーちくに至るまで、どれも美味しくいただいているし、もちろんちくわを見て悲しい気持ちになることもない。
でも、時折ふと思い出すのだ。
何気なくちくわを噛み砕く瞬間に。
たった数十秒のCMで洪水に飲みこまれてしまう、あの頃の小さな世界を。
それはそれでハッピーだった、少年時代のことを。
ピース。
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