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2010年06月

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入エジプト記。 【6:食事・ホテル編】

長かったエジプト旅もこれでおしまい。
最後にエジプトで食ったものなんかを上げときます。

■エジプト飯
基本的に野菜がない。
生野菜は出るけど、速攻腹を壊してやめた。
大抵の場合、まずはパンとタヒーナ(ゴマのペースト)とショルバト・リサン・アスフール(麦状のパスタが入ったチキンスープ)が出て来て、あとはワンプレート。
料理には美味しいものも不味いものもあるけれど、機内食と同じような構成が続くので、正直なところ少々うんざりする。


SETS:Egypt Food
・料理の説明は写真の中央をクリックすると表示されます。
・写真の左右にあるアイコンをクリックすると次の写真が表示されます。


RIMG3092.jpg
ちなみにこいつがタヒーナで、

RIMG3572.jpg
こいつがショルバト・リサン・アスフールです。

■機内食
約12時間のフライトで二回の機内食と間に軽食が一回。
イスラム圏なのでポークはない。
あと同じ理由で酒が出ないので、わたくしのようなアル中は非常に困る。
(日本からの便は手荷物検査後に購入したアルコールなら機内持ち込み可だけど、復路は手荷物検査通過後に免税店で購入したものでもセキュリティチェックで没収される可能性があるので、完全断酒を覚悟しといた方がいいです)


SETS:flight meal(EgyptAir

■ホテル:Amarante Pyramids(カイロ)
カイロ市内のホテル。
とりたてて言うほどのこともない。

RIMG2995.jpg

RIMG2996.jpg
このプールでは泳がなかった。

■ホテル:SOFITEL KALNAK(ルクソール)
敷地の広い、ナイル川沿いのめっちゃ立派なホテル。
モロッコ風の外観がとてもよい。
今回の旅の中で一番好きなホテルでした。

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部屋からつながっている中庭。

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プールサイドでのんびり。

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夕方、ナイル川に面した広い敷地内を散歩するのもよい。

■ホテル:ISIS ISLAND(アスワン)
イズイズイズランドではなくイシスアイランドと読む。あたりまえですね。
ナイル川に浮かぶ島が丸ごとホテルになっております。
当然ホテルへの出入りには船が必要。

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RIMG3392.jpg
ロビーとか、立派。

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まあいいホテルなんだけど、部屋は普通です。

■ホテル:SETI ABU SIMBEL(アブシンベル)
砂漠の中に立つオアシスのようなホテル。
ここもなかなか良かった。

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アブシンベルは南の国境に近く激烈に暑いので、クーラーの利いた部屋がうれしい。

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砂漠の見えるプールで泳ぐ贅沢。

■ホテル:Helnan Palestine Alexandria(アレキサンドリア)
モンタザ宮殿敷地内にあるとても立派なホテル。
部屋にはフルーツバスケットなんか用意されててうれしいんだけど、なぜかタイの安宿にある電気給湯式シャワーぐらいお湯の出が悪くてちょっとテンションダウン。
あと、ホテルのビュッフェ飯も飽きたなー。

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インドの神話には5つ頭の蛇の話があったような気がしますが、それにしても枕5つって何に使うんですか。

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地中海がよく見える。

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でたねー、白人の大好きな「海の見えるプール」。いいじゃん、海入れば。

RIMG3583.jpg

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【旅の終わりに】
初めに「陳腐化した脳内エジプト以外の何かを見に行くのだ」てなことを書いたけれど、それは想像以上に簡単なことだった。
こちらが積極的に探さなくても、飛行機を降りた瞬間に吹いて来た熱風から、陳腐化の象徴のようなピラミッド、美しい神殿、何でもない街角の風景まで、そのどれもが新鮮で予想外の発見に満ちていた。
なんだか拍子抜けするぐらいちゃんとした異世界で、ちょっと息苦しいぐらいだった。
このブログでその異世界の雰囲気が多少なりとも伝わればいいな、と思うのだけれど、これもまた陳腐化の助長にすぎない気もする。
そこには、同じ場所に居合わせて同じ空気を吸わなければわからない何かがあるし、太陽の下で目に焼き付けなければ見えない何かがある。
カメラには残らないあやふやな実態だけが、ただふわふわと宙に漂っているのだ。
まるで、砂漠で見た蜃気楼みたいに。
それを五感で感じに行くのが、旅なのだと思う。

さあて、次はどこへ行こうかな。

入エジプト記。 【5:アブシンベル~アレクサンドリア編】

【アブシンベル】
アスワンからコンボイで守られたバスに乗り3時間半。
移動中は延々と砂漠が続いていて、こんなところでいきなり車が壊れたり、一人で置き去りにされたら確実に死ぬなー。すげーこえー。
…と思っていたのだけれど、窓の外に目をやると、砂漠の道路沿いをおっさんがひとりでぶらぶらあるいている。
ええ!ちょっと、おっさんなにやってんの?死ぬよ?外50度越えてるし…。さっき建物見たの数十キロ前だし…。
そしてまたしばらくすると、なんにもない砂漠の真ん中で日傘の下に集まってだらだらお茶を飲んでいる男たちがいる。
特に助けを求めるそぶりもなく、自宅のリビングで寛いでいるのと変わらない様子だ。
全く意味がわからない。
いったいあのおっさんらはどこから来たのだろう。
そしてどこへ帰るのだろう。
砂漠も不思議な場所だけれど、そこに住む人たちもすごく不思議だ。

RIMG3482.jpg
アブシンベルに向かう途中のバスのヘッドカバー。
どう見てもパンツです。本当にありがとうございます。

■アブシンベル神殿
アスワンハイダム建設時に、ユネスコ協力により移築された神殿の中で、おそらく一番有名な神殿。
正面に4体のラメセス2世像が並ぶアブ・シンベル大神殿と、王妃ネフェルトリアのために建設されたアブシンベル小神殿があり、内部の見学も可能。
また、夜は音と光のショーというのをやっているけれど、まあ必見というほどでもありません。
ただ、涼しい夜風に吹かれながら野外で爆音のショーをみるというのは、なんとなく夏フェスみたいで楽しい。
これでビールがあれば最高なんだけどね。
入場料90LE。音と光のショー、75LE。

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大神殿。2月20日と10月20日の年2回(たしかラムセス2世の誕生日とかなんかの記念日)だけ、奥の至聖所にまで光が差し込む構造になっていたのだけれど、現在は移築により2月22日と10月22日にずれているそうです。
また、至聖所にはプタハ神、アムン・ラー神、神格化したラメセス2世、ラー・ホルアクティ神の像が並んでいるのだけれど、上記の至聖所に日がまっすぐ差し込む日でも、プタハ神にだけは光が当たらない設計になっております。
これはプタハ神が闇を司る神様だからだそうで。
うーむ、一分の隙もない設計ってなんか怖いよね。

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小神殿。

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音と光のショー。
遺跡自体をスクリーンとして使っているのだけれど、何が投影されているのかはっきり見えない場合が多い。

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夜の大神殿。

IMG_0058.jpg
早朝にiphoneのTiltShiftGeneratorを使って撮影してみた。ミニチュアっぽく撮れたかな?

■アスワン駅からナイルエクスプレス寝台特急でカイロまで
さて、カイロまでの戻りはナイルエクスプレスである。
わーい、寝台列車なんて子供の頃に乗って以来だ!
わたくしは別に鉄ではないけど、こういうのって単純にうれしい。

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アスワン駅に停車中。

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コンパートメントの中はこんな感じ。夜は座席と上の壁が倒れて2つのベッドになります。

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まあ、廊下は結構せまい。

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車掌さんが運んでくれる夕食。あと、朝食もでます。


どっかの駅で停車、再出発。
窓があかない&汚れているのであまりよく見えませんが。


車窓から見えるナイル川の風景。
ちなみに動画はiphoneで撮影しております。

■カイロから列車に乗って2時間半ほどでアレキサンドリアへ
RIMG3548.jpg
シートは結構でかい。

RIMG3552.jpg
アレキサンドリアの駅構内。


車窓からの風景1。


車窓からの風景2。


【アレキサンドリア】
旅の終わり。
カイロから北へ200km、地中海を望む街アレキサンドリアへ。
この街はずいぶん涼しく、カイロの避暑地となっているようだ。
しかし、初めて見る地中海がまさか「こっち側」からだとは思わなかったな。


大きな地図で見る

■ポンペイの柱
ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝(名前長い)が立てた図書館の柱が1本だけ残っている。
一説には当時この柱が400本はあったとのことなのだけれど、いったいどんだけ大量の蔵書があったんだろうか。
入場料20LE。

RIMG3560.jpg
まあ、定番の方向から撮った写真。

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丘から見えるアレキサンドリア市街の風景。

■カタコンベ
井戸のような螺旋階段を下りていくと、そこに地下墓地がある。
エジプトとローマの建築様式が入り混じっていて、レリーフなども面白いのだけれど、内部撮影は禁止。
入場料35LE。

■カイトベイ要塞
古代世界の七不思議で有名な「ファロスの灯台」跡地に建てられた要塞。
灯台は高さが120mもあり、プトレマイオス2世によって紀元前三世紀に建てられたのだという。
14世紀の大地震で壊れてしまったとのことで、非常に残念。
入場料25LE。

RIMG3565.jpg
かなり堅固な作りの要塞です。
スーパーマリオで各面の最後に出てくる要塞に似てる。

RIMG3567.jpg
ここからは地中海と街並みがよく見える。

■アレキサンドリア国立博物館
1926年とわりさし最近建てられた宮殿が改築されて博物館になっている。
地下が古代エジプトについての展示で、1階はグレコローマン、2階は近代とコプト教のものが並んでいる。
それほど展示物は多くない。
入館料35LE。

RIMG3579.jpg

【続く】

入エジプト記。 【4:アスワン編】

【アスワン】
ここにきて気温が40度も後半にさしかかる。ええ加減にせえよ、コラ。
ホテルのプールなどで体を冷やしつつ、さらに遺跡巡り。
と、思ってたら気温が50度越えたりして。
うーむ、もう空気じゃなくてお湯とかを表現する温度ですよね、50度って。
熱風がドライヤーのようだぜ。
うふふ、死にそう。

場所はここらへんです。

大きな地図で見る

■イシス神殿
船に乗ってナイル川の真ん中にあるアギルキア島のイシス神殿へ。
昔はフィラエ島にあったのでフィラエ神殿とも呼ばれるらしいけど、アスワンハイダム建造時に沈(チン)が決定したので、ユネスコの協力で現在地に移されたそう。
とても美しい神殿です。
入場料50LE。

RIMG3350.jpg
この船着場からフィラエ島に渡ります。

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水面を渡る風がかすかに涼やかで気持ち良い。

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塔門は大きく美しい。

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イシス神殿の至聖所。

■切りかけのオベリスク
完成すればエジプト最大となっていたはずのオベリスクが、切り出し中のまま残されている遺跡。
どうやら、当時は岩に穴をあけて木のくさびを打ちこみ、それに水を垂らして膨張させることで岩を切り出していたらしい。
あったまいいねー、おじさんびっくりだよ。
入場料30LE。

RIMG3437.jpg
これが切り出し中のまま残されたエジプト最大のオベリスク。
その長さは42メートルに達する。

RIMG3430.jpg
マジ熱いので、犬もぐったりです。

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オベリスクを切り出した岩の上から見たアスワン市街の風景。

■カラブシャ神殿
ここもダム建設のおかげでナセル湖に沈む予定だったのだけれど、ドイツの手で現在の位置に移されている。
ナイル川の中州にある島全体が、ヌビアの神々に捧げられた神殿となっております。
入場料35LE。

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モータボートにて島へ。

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この時の瞬間最高気温54度。
バカかと言いたい。

RIMG3511.jpg
ラムセス2世が住んでいたというベイト・イル・ワリ神殿の内部。意外と質素。

■アスワンハイダム
なんか有名な割に、とくに見るべきものもありませんでした。
ていうか、でかすぎてどこまでがダムなのかよくわからない。
入場料20LE。

RIMG3499.jpg


■スーク(市場・土産物街)
夕食後、馬車に乗ってスークへ。
スークはアジア人とみれば日本語や中国語で呼び込みをするおっさんや子供で溢れているが、その場所場所で呼び込みの流行語があるようである。
ここでの流行語は、女性に向かって「カワイイネー」というものであった。
男性には大体いつも通り、「1ドル、ワンダラー」、「安イ、見ルダケ」という掛け声が多い。
と思っていたら、わたくしのところに子供の呼び込みが走ってきて、突然笑顔で「ヤクザ!」とわたくしを指差した。
うーん、そうですか。そりゃ俺、人相悪いけどさ…。
と、若干打ちひしがれて通りを歩いていたら、今度は香辛料売りの兄ちゃんに「カワイイヤクザ!」と声をかけられる。
もうわけがわかりません。

で、買い物を終えて、アスワン駅の近くで石垣に腰掛けて煙草を吸っていたら、となりに座ったにーちゃんが「スークはろくでもない奴が多いから、アラビア語で買い物の断り方教えてやる」と英語で話しかけてきた。
面白そうなのでつきあっていると、段々近づいてくるので「そっち属性?」とか思っていたら、「ところでハシシュとかあるんだけど、どう」と耳打ち。あはは。どうせ僕はヤクザ面ですよ。
エジプトってそこらへんの法律はゆるいんだっけ?とか考えつつも、「いやー、小生はこれ(煙草)で十分でござるよ」とお断り。煙草を一本あげて一緒に吸う。
とりあえず、こんだけ暑いとビールの方が有難いです。

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車道をばすばす走る馬車。すっかりお姫様気分だぜ。うふふ。

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題名「馬の尻と御者の尻」。

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道が広くて、ハン・ハリーリやルクソールのスークのように雑然とした感じはない。

RIMG3413.jpg
夜、モータボートにてホテルへ。

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スークでは自分用にシーシャを買いました。

【続く】
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