Home > スポンサー広告 > 発作的タイ旅行記【1】

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Comments:-

Comment Form

Trackback+Pingback:-

TrackBack URL for this entry
http://yokey.blog90.fc2.com/tb.php/3-a05d4816
Listed below are links to weblogs that reference
スポンサーサイト from 高円寺鶏

Home > スポンサー広告 > 発作的タイ旅行記【1】

Home > 旅行 > 発作的タイ旅行記【1】

発作的タイ旅行記【1】

タイという国に行く必要があった。
と言っても、別に出張とか、友人に会いに行くとか、そういう明確な理由があったわけではない。
ただ、「あ、そろそろタイ行っとかなあかんな」と思っただけである。
そもそも昔からタイと言う国には、どこか気の置けないところあった。
もうかれこれ10年近く昔からタイ料理が大好きで、たとえ毎日晩飯がタイ料理であってもまったく苦痛を感じない。
4年近く続けているムエタイ(キックボクシング)も、歳を重ねるごとに面白くなるばかりだ。
向こうの雑貨などが好きで、気が付くとタイの様々なもので部屋が占領されていたりする。
なんというか、もともとタイが好きだから、というのではなく、生活の様々な角度からじわじわとタイと言う国に周りを取り囲まれてしまった感じ。これって、まるで祖国みたいじゃないか。
一応念のため、大阪の実家で母親に「ごめん、いままで黙ってたけど、実は俺、タイ人なんだ」と打ち明けて反応をうかがった。母親は一瞬言葉を失って宙に目をさまよわせた後、「まあ、あんたの好きにしなさい」と言って小林幸子が歌うTVに目を戻し、食べかけのミカンを口に運んだ。おそらくは真実を言い当てられた動揺を隠そうとしたのであろう。
もう決まった。タイに行くしかない。
母親の作った雑煮を食べた翌日、ワタクシはすでに機上の人となっていたのである。

hossathai1.jpg
■マニラの空港。内装は空港と言うよりバス停である。

1月1日、タイ航空でマニラを経由し、スワンナプーム国際空港へ。
って、え?スワンナプームって何ですか?
…チェック不足であった。バンコクといえばドンムアン空港と思い込んでいたのだが、半年ほど前に、単独では世界最大となる巨大空港が出来上がっていたのである。
機内放送でスワンナなんちゃらがどうとかいっているが、自分には関係ないや、もすこし寝たろ、と思っていると全員降りてしまったので、仕方なく自分も席を立ち、よくわからないままイミグレーションへ。とにかくタイであることは間違いなさそうなので、入国手続きをする。
なんだかなあ。

外に出るとそこはすでに南国である。
熟れたマンゴーのような夕日が、ハイウェイ以外に遮るもののない視界を覆っている。どんなに冷やしてもいまひとつキリッと冷えた感じのしないネクターのような、妙に甘い空気が、風もなくゆらゆらと対流している。
空港のロータリーにはタクシーが並んでいるが、ここがどこで、市街までいくらかかるかもわからないので、エアポートバスの運行表を眺める。どうやらカオサンまで運んでくれる路線があるらしいので、150B(バーツ)払って乗り込む。
隣に座っているへそにピアスをした白人の女の子が、「あんた日本人?」と聞く。「いや、たぶんタイ人だよ」と答えると、そばかすを散らした顔をくしゃくしゃにして爆笑。俺、そんなにおもしろいこと言ったか?
空港の入り口あたりでライフルを持った軍人が列を作っている。タイってこんなぴりぴりした感じなんだっけ?と思いつつ黙殺。
そうなのだ、この時の僕はまだ、タイで同時多発テロが発生しており、日本では家族やら恋人やらがとんでもなく僕のことを心配しているなんてことは、全く知る由もなかったのである。
【続く】

Comments:0

Comment Form

Trackback+Pingback:0

TrackBack URL for this entry
http://yokey.blog90.fc2.com/tb.php/3-a05d4816
Listed below are links to weblogs that reference
発作的タイ旅行記【1】 from 高円寺鶏

Home > 旅行 > 発作的タイ旅行記【1】

Page Top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。